| メイン | 前の記事 »

2011年10月30日(Sunday)

東大の「市民後見人養成講座」に出席・・・・葬儀社の育成のために

昨日と今日、連続で東大の講座に出席してきた。7時間の講義は結構キツイ。内容は「後見人養成講座」・・・講座の終了までは半年以上かかる。
人口の約1%が後見人を必要とするのだという。・・・ならば日本国民1億2700万人のうち、127万人に後見人が必要という計算になる。その半数の63万人は親族が後見するとして、残る63万人は第三者が後見人にならなければならない。・・・弁護士や司法書士もやるだろうけれど・・・せいぜい10~13万人だろうという。
そうなれば、後の50万人はそれ以外の所謂「市民後見人」が後見人になるしかない。この50万人を後見するためには・・・5万人の市民後見人が必要となる。一人の後見人が後見するのは10人位までだろうから・・・。今、国は東大とつくば大学に委託して「市民後見人」を育成している。
葬儀社としても、これくらいの知識は持たないと、これからの時代の変化についてゆけなくなると思う。葬儀社の育成のためにも必要な講座です。
2011年10月28日(Friday)

のるのる詐欺の電話

最近TVで報道されていた「のるのる詐欺(?)」を体験した。この詐欺の手口は、絵画や俳句を新聞や本に掲載すると言って、高額な掲載料を請求するというもの。
電話がなったので「ディスプレイ」を見ると、発信者番号非通知・・・になっている。だいたいこういうのは怪しい。電話に出ると「○○です、画家の○○さんですか?」「はい」
「本と請求書を送りましたが、見ましたか?」「エッ・・・何の本ですか?そのようなものは来ていませんよ」「送り返して欲しいのですが」「・・・だから、うちには来てませんよ」・・・すると沈黙。で「もしもし、どのような御用ですか?」・・・・沈黙。再度「あの、どちらにおかけですか?」「○○さんですよね」「はい、でも当人はいませんよ、出かけてますから」「いつ帰るんですか?」「さあ・・・本人じゃないから分からないですよ。で、どんな用事でしょうか?」・・・また沈黙「もしもlし・・・もしもし・・用事がないなら電話切りますよ」と言って、受話器を置いた。すると、数秒してまた電話、やはり非通知。でると「○○です、」「で、何ですか?用事は?」「絵を預かっているんですが・・・」「うちはお宅に絵を預けていませんよ」「いや、本画じゃなくて、ポジを預かっていますので」「ポジも預けてませんけれどね」すると、また長い沈黙。・・・「もしもし、どのような御用ですか?」[じゃあ、FAXで送りますから、FAXの番号を教えて下さい」「いいですよ、いいですか・・・03-3949-0739 です」「電話番号とは全然違うじゃないですか」「違って当たり前でしょう」・・・するとまた沈黙「もしもし、どうしましたか?何をFAXしてくれるんですか?」・・・依然、沈黙。「用事がないなら切りますよ」受話器を置いた。すると、また数秒後に電話・・・電話に出て言った「○○と言ったね、お宅の住所と電話番号を教えて下さい」「私の名前は坂本です、あなたの名前は?」「大杉です、住所と電話番号は?」・・・もう、相手はなぜか切れている様子。大声で「坂本だ、お前の住所を言え」・・・と来た。「私が聞いているのは、あなたの住所と電話番号ですよ」「お前が言え」・・・アホらしくなって、「言えないなら、切るよ」と電話を切った。・・・もう完全に詐欺でしょう。自分の会社の住所と電話番号が言えないなんて、話しにならない。以後5~6回電話が鳴ったが無視することとした。それでも、しつこく電話が来るので、今度は出て「あんた、うるさいよ!」と言って受話器を置いた。すると、またかかってくる。面倒だから、留守番電話に切り替えて、食事に出かけてしまった。
もっと気の利いた人が電話してくればいいのに、こちらの質問に答えられない・・・社会経験や業務経験が乏しく、年齢もまだ若いのでしょう・・・印象では、年輩のこわもてに見せかけようとしていた節がある。でも、チョット不自然、、悪い言い方をすれば「おバカな坊や」という感じ。あれじゃ詐欺は成功しないな。
2011年10月27日(Thursday)

ライオンズクラブのあと納棺のため出発。

昨夜はライオンズクラブの理事会と例会。理事会では特に重要な案件である「会員拡大」のことを決議しなければならない。元ガバナーにも早目に来ていただき、理事会を始めた。元ガバナーが積極的に発言をしていただいたため、この案件もスムーズに決議した。・・・ホッとした。これまで、何度も議論を交わしてきたが、なかなかまとまらなかったからだ。・・・しかし、皆で議論を言い合い、納得ゆくまで話し合えたことは、禍根を残すこともなく良いことだったと思う。元ガバナーも、喜んで、私を見ながら「あなたが会長になって、会が明るくなったな~」とお褒めいただいた。
ライオンズクラブの例会が20時を少し回ったところで閉会となり、・・・・これから、葬家へ行き納棺・・・と言う段取り。20時に待ち合わせていた社員と合流して出発。納棺のあと保管施設に移送した。
堀之内斎場の保管施設は満杯だったため、隣にある、東礼の保管施設に預けた。自宅で安置せずに施設に預ける事例が増える一方である。
2011年10月26日(Wednesday)

町屋斎場が2部屋しか使っていない?

驚きの情報だった。先日、返礼品の業者が来社したので、「忙しいですか?」と聞いた。すると「今は、暇ですね・・・この前、町屋斎場に会葬礼状を届けたら、驚いたことに、式場が二つしか使っていませんでした・・・」「エッ・・・二つですか?」・・・・町屋斎場は式場を10部屋そろえていて、常に満杯の状況。式場を予約しようとしても、5日~7日位は待たされるのが常のことだった。極稀に、一つ空いていると・・・「へ~」と、驚くほどだったのに・・・何と2部屋しか使っていないとは・・・。
更に、その業者「葬儀が発生した日に予約したら、次のひに式場が取れたそうですよ」「へ~」益々ビックリ。
・・・昨今の葬儀事情はどうなっているんだろうか??何か地殻変動が起きている。
2011年10月24日(Monday)

二人で井戸を覗くな・・・中国の諺

中国の諺に「二人で井戸を覗くな」というのがある。この意味は・・・一人が井戸に落ちたら、もう一人が落としたと怪しまれる・・・という意味。
最近、中国で起きた事件。2歳の少女が車に轢かれた。しかし、轢いた車は一旦停止しかけたが、そのまま走っていってしまった。つまり、ひき逃げ。
そして、その後事故にあって瀕死の少女を多くの人が見つけるが・・・チョット見て、その後、何も見なかったようなふりをして、行き過ぎてしまう。その数18人。
19人目の見つけたご婦人が、やっと通報、母親が駆け付けたが、既に遅く、病院での治療も虚しく死亡した。
そして、もう一つの事件が・・・あるとき、倒れている老婆を通りかかった青年が助け、車に乗せて家まで送り届けた。すると、その老婆は家人に「この車に轢かれた」と言った。その後、助けた青年は裁判にかけられ、130万円の罰金を支払うよう命じられた・・・という。
中国では同様のことが多々起こっているため、事故にあった人を見ても、加害者扱いされることを恐れて「見て見ぬふり」をするのだ。
この中国の、マナー、道徳心、はどうなっているのか?我が日本では到底考えられないことである。「中国で生まれなくてよかった」と、つくづくそう思う。