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2011年07月30日(Saturday)

棺に入れる物が・・・行方不明!・・・火葬場で大慌て

先日の葬儀でのこと。火葬場へ行く途中で施主の家に立ち寄り、忌中祭壇をセットした。その時遺族が「これを棺に入れて欲しいのですが・・・」と、紙袋を差し出した。
中を見ると、帽子と本そして入れ歯が入っている。私は「ご自身でお持ちになって下さい」と返事した。
火葬場で湯灌を済ませ、火葬の時間が近付くと・・・遺族がみえ、故人とのお別れを偲んだ・・・。湯灌をし、死化粧もした故人は奇麗になっていて、遺族も大満足。
ところが、やがて、遺族の中の一人が「棺に入れる帽子と本は、もう入れて頂いたのですか?」と尋ねてくる。・・・・・「エッ・・・・」・・・・何が何だかわからない。
家で紙袋を渡された記憶はあるが・・・・???それを持って出たのか持たずに出たのか・・・・全く記憶にない・・・。慌てて湯灌をした場所、車の中を探したが・・・見つからない・・・・どうしよう・・・どこかに置き忘れたのか?もしかしたら、故人の家の駐車場に置き忘れたのかもしれない・・・と思い始め、落ち着かなくなった。
すると、施主が・・・・「火葬を待ってもらって、家まで行ってみよう」と言い出した。・・・よし、行こう!・・・火葬場の職員に無理無理お願いして、火葬を待ってもらい・・・車で自宅に向かった・・・・「もし、駐車場に紙袋があったら・・・私のチョンボです・・・」と言いながら、車を走らせた。施主も「いや・・・これは誰が悪いとか・・・・そういうことではないです・・・」と、私を責めない・・・。やがて、自宅に到着。・・・駐車場を見ると・・・何もない!ホッ・・・とした。どうやら私のミスではない模様。やがて、施主が自宅から出てきて「家の中にありました!」・・・手には、件の紙袋を持っている。・・・・結局、遺族は私に紙袋を渡した気になっていたようだ。・・・・一件落着したが・・・ドキドキさせられた出来事でした。
2011年07月28日(Thursday)

勘違いや思い込みが・・・・葬儀における行き違い

25日のブログで別の葬儀社の人が「観察医務院で場所を借りて、湯灌ができる・・・」と発言したため。大きな迷惑を被った・・・ということを書いた。一昨日たまたまお会いした葬儀社の方と話しをしていたら・・・偶然にも、その葬儀社の社長だということが判明した。・・・で、傷つかないように慎重に・・・そこの社長が監察医務院で湯灌ができると言ったということを告げた・・・。すると、その方「それは絶対ないですよ・・・だって、私がそのときそばにいて聞いていましたから、言った内容も覚えてますから」「エッ・・・・私は、施主さんに、・・・『そんなことを言うのは、キャリアが浅いか、現場に出ない人じゃないですか?』・・・って言ったんです」・・・さらに念のため、聞いてみた・・・「お宅の社長さん、現場に出るひとですか?」「ハイ、うちの社長は現場からのたたき上げですよ・・・」・・・・・こうなると、何がなんだかわからない。その人、決して嘘をつくような人ではない・・・。パニックになっているときのこと、勘違いやら思い込みやら・・・いろんな行き違いがあってこうなったのかも・・・。
2011年07月27日(Wednesday)

韓流ドラマはいいけれど・・・名前が・・・

日曜日の夜、NHKで「イ・サン」という韓国のドラマが放映されている。主役は消毒液みたいな・・・イ・ソジン・・・という役者。そして、ヒロインはとても奇麗な女優さんで、とても可愛くて応援したくなる・・・。でも・・・・名前がイマイチ・・・今時じゃない・・・名前が「ハン・ジミン」なのだ・・・やっぱり「ハン・ミンシュ」でしょう・・・今は。
2011年07月26日(Tuesday)

菅総理の献金問題に一言・・・・葬儀屋の呟き

菅総理の献金問題・・・普通なら、即辞任ですね。在日韓国人からの献金104万円・・・これは完全にアウトです。それでも、「知らなかった」で、通そうと思っているようだ。件の在日韓国人には「前から面識はなかったことにしてくれ」なんて言って下手な工作をしているらしい。
それから、もっと酷いのが、『政権交代を目指す市民の会』への献金がなんと6,250万円、この金額は菅の1年間の政治資金の半分にあたる。そのような巨額の資金を献金した団体とは・・・代表者は酒井剛という人。この政治団体が支援する政党が『市民の党』という政党、この政治団体と政党は事務所の所在地も同一、だからほとんど同じということ。で、この『市民の党』から三鷹市議選に立候補したのが「森」という候補者。この森氏・・・父親は、よど号ハイジャック事件の実行犯「田宮高麿」、母親は森順子という拉致誘拐容疑で指名手配されている人物。森氏は北朝鮮で育てられ、その後日本にきたという人物。
更に、この「市民の党」の機関誌「新生」には、カンボジアの大量虐殺で有名なポルポト派幹部やフィリピンの民族解放戦線、田宮高麿、そして菅直人が寄稿している。
酒井代表は、「天皇制廃止」「毛沢東思想とマルクス・レーニン主義で革命を目指す」・・・・と公言している。
一国の総理がこんな政治団体と候補者に巨額の献金をしている・・・・・1万や2万円じゃない・・・・6,250万円!!!余程、思想や考え方が共鳴したものとみえる。
民主党をつくる時、鳩山由紀夫さんは8億円、鳩山邦夫さんが7億円を出したが、菅は300万円しか出さなかった・・・・・菅にとっては、民主党より「市民の党」の方が、20倍大事だったということか。
民主党はとんでもない人物を首相にしてしまいました。
2011年07月25日(Monday)

監察医務院で湯灌・・・・?できません!

今回の葬儀、施主は4社と面談し其々から見積もりを取った。結局、弊社が選ばれた。意気投合し5時間も話し込んでしまったのが良かったようで、選択の理由は「貴方のキャラクターです」といわれた。葬儀の段取りは、取り敢えず直葬をして後日小さな本葬を・・遺体は監察医務院で解剖されたので、医務院から臨海斎場に搬送して臨海斎場に保管、翌日火葬することになった。
ところが、遺族が湯灌をしたい・・・と電話してきた。・・・医務院ではできないし、斎場でもできない。自宅も2階で狭いので難しい。戸田斎場まで運べば出来るけれど、かなり料金もかかる。浄衣もちゃんと着せ替えて欲しいという・・・解剖し、しかも硬直した遺体を動かして着せ替え・・かなり無理があるし遺体が可哀そうなきがしてきた。しかも、解剖だから当然医務院で遺体は洗っている。・・・だから湯灌したのも同然。・・そこで、施主に「医務院や斎場では湯灌はできないし、着せ替えも普通は遺体に被せるだけですよ」と返事した
しかし、施主が他の葬儀社に問い合わせたところ、その葬儀社は「監察医務院の中で場所を借りて湯灌できますよ・・・うちにやらせていただければ18,000円でやります」と言ったという・・・。とんでもないことである、医務院は業者に場所を貸すなんてことは絶対ありえない。そのために私は大いに施主や遺族から不信をかうことになってしまった。
ごたごたしたが、結局は臨海斎場に「丁寧なお手入れをいたします」・・と、申し込み。施主には「湯船には入れられませんので、お体を拭いて清めます、浄衣は着せ替えいたします、所謂古式湯灌をいたします」と説明。専門業者に依頼して古式湯灌を実行した。
不信をかった私は、湯灌が終わって綺麗な遺体を見るまで、遺族から・・「大丈夫ですか?」と何回も言われる始末。
最終的には7割くらい、信頼の回復はできたように思うが、その葬儀社の無責任な発言のため、酷い目にあった。
医務院で処置ができないということについては、監察医務院に電話して再確認したうえで。火葬中に施主に説明した。すると、施主「じゃあ、あの葬儀屋・・・嘘ついたのか」と呟く。「普通、そんな嘘はつきませんよ、その人、知らないんだと思いますよ・・・キャリアが浅いか、偉い人で現場に出ないひとか・・・どちらかでしょう」と返事した。
嘘なのか知らないのか・・・・いずれにしても、無責任発言は困ります。