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2012年02月29日(Wednesday)

老人福祉法32条改正・・・市民後見人が必要な訳

凄いニュースが・・・。成年後見人制度の利用者の中で被後見人の財産を使い込むという被害が多発している。2010年6月から2011年9月までの16ヶ月間に、314件、金額にして36億9800万円に上る。
さらに、その中の306件は親族が後見人として財産管理をしていたというケース。
つまり、ほとんどの案件は親族が「親父のものは俺のもの・・・」とか・・・「どうせ、俺が相続するんだから・・」という程度の感覚で使い込んだものと推察される。
やはり、これからは第三者による、後見人制度が益々必要になってくる所以である。
2012年4月1日から、老人福祉法が改正され新たな法律「老人福祉法第32条の2が施行される。行政が市民後見人を育てるように講座等を行わなければならなくなる。