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2011年04月29日(Friday)

永田町で聞いた話し・・・葬儀社もなるほど

衆議院議員、平将明氏のツイッターに面白い話しが書いてあった。紹介させて頂く。・・・最近永田町で聞いた話し・・・総理には判断を求めない、間違った判断をするから。官房長官には決断を求めない、何も決断できないから。そして、総理補佐官の机のうえには書類が山積み、一応報告したことになるから。
悲しい日本の現状です。
2011年04月26日(Tuesday)

葬儀に行けない・・・菩提寺から連絡

24日夜、亡くなった方の葬儀は、献体希望ということもあり、26日10時半からの葬儀で、通夜はしない・・・ということで日程が決まった。菩提寺も了解済みだった。親戚は葬儀に7人が集まり心を込めて見送ることになった。・・・ところが、25日早朝、菩提寺から電話があり、26日の葬儀には来れない・・・と言う。そして、25日の午後3時に来て、読経をすると言う・・・。
喪主から連絡を受けた時は「エッ・・ア・・・そうですか・・・」と、返事したが・・・考えてみると・・・葬儀のときには祭壇があって、参列者がいて・・・僧侶はいない・・・ということになる・・・。これは、おかしい・・・変だ!すぐに喪主に電話。「あの・・・先ほどの話しですと、葬儀の時は皆さんが集まっても僧侶がいない・・・という状況になります・・・焼香だけする・・・ってことになりましょうか・・・」すると喪主「アッ・・・そうね・・・そうなるわね~焼香だけになるわね・・・。」「様になりませんね・・・。」「そうだけど、仕方ないわよね、菩提寺が来ないっていうんだから・・・」「困りますね」「・・・葬儀の時だけ、替わりのお寺さん、呼べませんか?」「・・・できますよ」「そうなると、その方にもお布施が必要ね・・・」「そうなりますね」「・・・ん~・・・お布施は5万までね・・・」「じゃあ、5万でお経を読んでくれるお寺・・・探しますね・・。」「そうね、お願いするわ」・・・・ってな調子。
こんなの初めて・・・。やっと、同じ宗派の寺院が手配できて、ホッ・・・と胸をなでおろす。
2011年04月25日(Monday)

献体の前に、葬儀を・・・

昨日、相談をされた人から電話。「主人が亡くなりました・・・」。病院へ駆け付け、自宅へ運んだ。この方・・・大学病院に献体するのだが、ただ献体するだけで・・・・ということで、身内だけの数人で葬儀を行うこととした。明日、遺体を棺に納め、お花で飾り・・・明後日、葬儀を行う。・・・通夜はやらない・・・。通夜も葬儀もせず、そのまま献体する方が多いが・・・今回のように献体の前にお葬儀を行うことは、とても良いことだと思う。
2011年04月22日(Friday)

被災地の現実・・・・葬儀社の報告

日本葬送文化学会で被災地での支援活動報告があった。支援のため岩手県に駆け付けた、すると県の役人から言われた、死者は報道よりかなり多いです、と、前置きし、以後は喋らず指で示した・・・・この町で・・・3本指を立てる・・・この町で・・・と、続く・・・・そして、最後に合計は・・・10本の指を立てた。同時期、全互連にはある県より10万本の棺の発送依頼の電話が入った。報道では、東北全体で死者1万数千人、行方不明1万数千人・・・と、なっているが、現実はそんなもんじゃない。まだ、口でハッキリとは言えないのだろう・・・。
そして、三つの注意を受けたという。その①スーツとネクタイは絶対しないように・・・・スーツをきて作業していた葬儀社社員が石を投げつけられたという。その②必ず二人で行動すること。・・・・寝台車にはガソリンや食べ物など貴重品があり、車から離れると略奪される。その③携帯電話が通じないことが多い・・・・・アンテナが壊れていたり、山の中だったりで、携帯電話が通じないことがかなり多い、万が一ガソリンが切れたり、車が故障しても、連絡の仕様がない、携帯が通じなかったら、死んだと思います・・・。
酷い現場では、強奪があったり、女性が襲われたりしている・・・・見捨てられたような避難所では、まさに地獄絵図のごとく・・・。
火葬する遺族に対し「お前は親戚が県庁にいるから早く火葬できるんだろう」などと嫌味を言ったり、火葬を済ませ避難所に帰ると、遺骨を隠されたり・・・妬まれるようだ。遺族は避難所が近付くと、袋や鞄に遺骨を入れて、隠しながら帰るという・・・。
もはや、避難所の生活も限界なのでしょう、早く仮設住宅を造らないと・・・・ストレスは相当なものがある。
2011年04月21日(Thursday)

式中初七日法要・・・進化する葬儀

この前の葬儀でのこと。導師(宗教者)は山形からはるばる東京へきてくださった方。しかも2名で。戒名を見ると・・・・院号が付いた立派な戒名。だから2人できたのでしょう。
式の進行の打ち合わせのため、導師控室に伺った。そして、初七日法要の話しになった、施主の意向もあって「初七日法要は告別式に引き続き、出棺の前に行っていただきたいのですが・・・・」と、お伝えした。すると、その住職「・・・・そういうやり方があるとは聞いていたけれど・・・告別式のあとそのまま引き続いてやるのですか?」と、驚いた様子。・・・・どうも、この住職・・・このようなやり方は経験がないらしい・・・。「ハイ、そうです、施主がそのように希望しておりますので・・・よろしいでしょうか?」「何分くらいやればよいのですか?」「だいたい、葬儀が30分~35分、初七日が10分位です」「わかりました・・・、東京ではこういうやりかたはよくあるのですか?」「ハイ、今では8~9割がこういうやり方です」「は~・・・・・」という調子。余程、珍しかったようで、感心しきりという様子。山形では、キッチリと、荼毘後に初七日法要をやっている様子。これも東京の特殊な事情が生んだ方法ということであろう。
初七日法要を葬儀に引き続き行う・・・という方法はいくつかのメリットがある。①僧侶が法事や通夜があって忙しい場合、葬儀を終えて早く帰ることができる。②遠方からの参列者が早く帰れる。③式進行が全体で、30分くらい短縮できる。④法事のための飾りをする手間が省ける・・・等々である。